ビジネスにおけるブランド力を上げる6つの方法『タピオカ屋はどこへいったのか?』からの学び
おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。
本日は、『タピオカ屋はどこへいったのか?』から、ビジネスにおけるブランド力を上げる6つの方法について学びます。
- ビジネスのブランド力を上げたい
- ビジネスを成功させたい
- 起業の販売戦略を学びたい
ブランド力を上げる6つの方法
ビジネスを成功させるために、企業や商品のブランド力を向上させることは必要不可欠です。
ここでは、消費者心理を基にブランド力を上げる6つの方法を紹介します。
- 値段を高くする
- 販売個数を限定する
- 流行に乗りたいという心理を刺激する
- 企業の信用を上げる
- 顧客接点を増やす
- 応援する喜びを実感させる
では、それぞれを見ていきます。
①値段を高くする
ブランド力を上げる方法の1つ目は「値段を高くする」ことです。
値段を高くすることで消費者の満足度が高まることがあります。
これは、「消費者が自分の判断を正当化したい」という「確証バイアス」が影響するためです。
- 高級寿司屋
- 高級クラブ
- 高級時計
など、「高いのだから良い店であるはず」「高いのだから良いモノであるはず」といった思い込みをしやすくなります。
このような確証バイアスがかかった状態では、口コミを見る際にも、自分に都合の良い情報を重視し、都合の悪い口コミは目に入らなくなります。
自分の思い込みを裏付ける情報を無意識に集めてしまい、合理的な判断がしづらくなってしまいます。
もちろん値段に合うサービスを提供する必要はありますが、安売りしない価格設定を意識してみましょう。
②販売個数を限定する
ブランド力を上げる方法の2つ目は「販売個数を限定する」ことです。
販売個数が少なく、手に入りにくいということ自体が価値となります。
- なくなり次第終了
- 限定販売
こうした販売数を制限することは、人の「欲しい」という気持ちを高めることに繋がります。
希少性の高い限定商品に魅力を感じやすくなり、売れやすくなります。
さらには、予約が取りづらいことも満足度を上げるポイントです。
簡単に手に入るサービスよりも、苦労して手に入れたサービスの方が価値を感じます。
サービスを手に入れるための手間や労力が満足度に繋がるのです。
簡単に手に入らない状況を意識してみましょう。
③流行に乗りたいという心理を刺激する
ブランド力を上げる方法の3つ目は「流行に乗りたいという心理を刺激する」ことです。
- 流行においていかれたくない
- 流行っているものが欲しい
こういった心理を刺激することでブランド力を向上させます。
この、「他の人が消費するものを自分も欲しい」と思う心理効果をバンドワゴン効果と呼びます。
近年では、サービスを広げる広告手段としてインフルエンサーを使う企業が増えています。それは、インフルエンサーが紹介することで市場の主たる層へ広げることができるためです。
全ての人がインフルエンサーの影響を受けるわけではありませんが、流行や周りを気にする傾向がある層の人に効果的です。
④企業の信用を上げる
ブランド力を上げる方法の4つ目は「企業の信用を上げる」ことです。
人は商品を購入するとき、機能や見た目のみを見ているわけではなく、その企業が信用できるかどうかも見ています。
- テレビCMを打ち出しているから安心
- 都市部にオフィスがある
- 従業員数が多い
こういった企業であれば信用できると判断し、商品やサービスを選ぶ人が増え、売上が増加します。
これらをハロー効果と言い、一部の良い印象に引きずられて全体を良く評価してしまいます。
- 商品に不備が無い
- コンプライアンス違反をしない
- 環境に良い商品
社会のルールを守り、健全な活動をしている企業にとっては、それをアピールすることによって信頼を獲得できます。
信用を高めれば高めるほどブランド力が向上し企業の強みとなるのです。
⑤顧客接点を増やす
ブランド力を上げる方法の5つ目は「顧客接点を増やす」ことです。
人は繰り返し接するものに愛着を感じ、好感度や関心が高まります。
これをザイオンス効果と言い、ビジネスにおいても顧客接点を増やすことが満足度を高めます。
- 営業
- メルマガ
- 広告
このような手段で顧客との接点を持つ頻度を増やすことが大切です。
特に、WEBやSNSが普及した現代においては、対面のコミュニケーションは強みになります。
コミュニケーションを通じて相手の心をつかみ、関係構築していくことが他社との差別化にもつながっていきます。
⑥応援する喜びを実感させる
ブランド力を上げる方法の6つ目は「応援する喜びを実感させる」ことです。
自分の応援によって相手が成果を得た時には応援した方も喜びを感じます。
- アイドル
- アニメ
- ホストクラブ
このように応援することによって承認欲求が満たされ、人生の充実感が増していきます。
この充実感は「自己効力感」と言い、好きな人の役に立つことで自分の存在価値を再認識することができるのです。
ビジネスにおいても、社会に貢献したいという企業理念がユーザに伝わると共感する人が現れ、応援する人が増えます。
成長を支えたいという思いによって商品が売れやすくなるのです。
まとめ
本日は、『タピオカ屋はどこへいったのか?』から、ビジネスにおけるブランド力を上げる6つの方法について学びました。
- ブランド力を上げる6つの方法
- ①値段を高くする
…「高いサービスは良いサービス」と思わせる - ②販売個数を限定する
…販売個数が少なく、手に入りにくいということ自体が価値となる - ③流行に乗りたいという心理を刺激する
…「他の人が消費するものを自分も欲しい」という心理をつく - ④企業の信用を上げる
…人は商品を購入するとき、その企業が信用できるかどうかも見ている - ⑤顧客接点を増やす
…繰り返し接するものに愛着を感じ、好感度や関心が高まる - ⑥応援する喜びを実感させる
…自分の応援によって相手が成果を得た時には応援した方も喜びを感じる
- ①値段を高くする
以上、タカヒデでした。