仕事を頑張るための12の原動力とは『「いいキャリア」の育て方』からの学び
おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。
本日は、『「いいキャリア」の育て方』から、仕事を頑張るための12の原動力について学びます。
- 仕事を頑張る気になれない
- 毎週月曜日が憂鬱
- モチベーションが上がらない
仕事における原動力とは
原動力とは、「物事の活動のもととなる力」のことです。
「このためだったら頑張れる」といった原動力は、仕事においてより良い結果を出し、満足度の高いキャリアにつなげることができます。
原動力は人それぞれ異なり、1人に1つだけではなく、複数当てはまることもあります。
自分自身の原動力が何かを認識することで、仕事でのやる気やモチベーションにつなげていきましょう。
仕事を頑張るための12の原動力
では実際に、「仕事を頑張るための12の原動力」についてみていきます。
- 好きなもの
- 好奇心
- ビジョン
- 責任・役割
- チームワーク
- 貢献
- 達成感
- 自律
- 報酬
- 成長実感
- 競争・勝負
- クラフト
それぞれを見ていきましょう
1:好きなもの
原動力の1つ目は「好きなもの」です。
自分が好きなものに関わるということが原動力に繋がってきます。
- 野球が好きなので野球に関わることができる仕事を選ぶ
- ゲームが好きなのでゲームに関わることができる仕事を選ぶ
などがあります。
一方、好きなものを仕事にする場合は注意も必要です。
- 好きなものを仕事にする環境に慣れてしまい、好きではなくなってしまう
- 好きなものを仕事にしたが、好きではない業務内容を任される
- 人気業界は替えがききやすく労働環境が良くない場合がある
このように、好きなものは原動力となるものの、「好きなだけでは続かない」というケースもあるため注意しましょう。
2:好奇心
原動力の2つ目は「好奇心」です。
自分の好奇心が満たされるもの、刺激されるものは原動力に繋がってきます。
関心が持てる仕事であれば、取り組み開始までの起動はスムーズになります。
一方、多くの物事に関心を持っている人、関心が移ろいやすい人は、マンネリや刺激が安定してしまうと他の刺激を求めてしまいます。
そのような人は長期間で取り組みが必要な仕事においては原動力に繋がらないこともあるため注意が必要です。
3:ビジョン
原動力の3つ目は「ビジョン」です。
将来のビジョンや存在意義が原動力に繋がってきます。
- この会社は何のために存在しているのか
- この業務が人々の暮らしにどのような影響を与えるのか
このようなビジョンに納得感を持てることを大切にします。
逆にビジョンが見えない時、取り組みに対し自分が納得できていない時には取り組み意欲が低下してしまいます。
自分自身ではなく、部下や後輩がビジョンを原動力とするタイプであれば、取り組み意義をしっかりと腹落ちさせるようにしましょう。
4:責任・役割
原動力の4つ目は「責任・役割」です。
責任感や重要な役割を与えられることが自らの原動力に繋がってきます。
このような人は責任の重さや役割の重要さによって燃えるタイプです。
あらゆる仕事で役に立つ原動力である一方、自分自身でビジョンを描き、自分の主観や意思で決めることが苦手になってしまう人もいるため注意が必要です。
5:チームワーク
原動力の5つ目は「チームワーク」です。
人と協力しながら物事に取り組むことが原動力に繋がってきます。
- お互いを尊重し合うことができるチーム
- 尊敬できる人と働くことができる
このような思いが原動力となり、「何をするか」より「誰とするか」を大切にしています。
どんな仕事でも原動力につなげることができる一方、メンバーの関係性が良くないと仕事に対する意欲が低下してしまいます。
6:貢献
原動力の6つ目は「貢献」です。
業務によって生まれる感謝や貢献実感が原動力に繋がってきます。
- 人に喜ばれる
- 人の役に立つ
このような、人や社会に貢献することを大切にしています。
一方、誰の役に立っているのかわからない業務や、感謝をされることが少ない環境では、原動力につなげることができません。
周囲が意識して日頃の感謝を伝えていくようにしましょう。
7:達成感
原動力の7つ目は「達成感」です。
目の前の困難な課題に立ち向かい、挑戦し、達成していくことが原動力に繋がってきます。
課題が難しいほど気持ちが高まるため、短期間で多くの困難な課題に取り組まなければならないスタートアップ企業においては特に重宝されます。
このような人は、難易度の低い課題が続いてしまうと達成感を得られず活力が低下してしまいます。
より難しい課題に取り組むべく転職等により環境を変えることも効果的です。
8:自律
原動力の8つ目は「自律」です。
自分で考え、自分で意思決定し、自分の納得感を持つことが原動力に繋がってきます。
この自律性は、幸せに生きる上で必要な要素として「自己決定理論」としても提唱されています。
注意点として、自律的に考え行動することは大切ですが、会社員であれば組織の一員であることも忘れてはいけません。
組織の方向性と自身の取り組みの方向性は合わせておくようにしましょう。
9:報酬
原動力の9つ目は「報酬」です。
お金や名誉などの報酬が原動力に繋がってきます。
自身の頑張りを明確に報酬として繁栄してもらえる環境では頑張ろうと動くことができる一方、報酬の基準が不明確な場合、原動力に繋がらないため注意が必要です。
10:成長実感
原動力の10つ目は「成長実感」です。
自分自身の成長を実感することが原動力に繋がってきます。
成長することはもちろんですが、成長したことを自身で「実感」することが大切です。
上司やメンバーにフィードバックを求めたり、自分で内省する時間を設けたりすることで成長を実感できる環境を作るようにしましょう。
11:競争・勝負
原動力の11つ目は「競争・勝負」です。
競争や勝負事をすること自体が原動力に繋がってきます。
- 数字を追いかける
- チーム内で競う
などの、勝負事に対して燃えるタイプなので特にリターンがない場合であっても原動力となります。
一方、競争のない環境においてはフラストレーションが溜まってしまうため注意が必要です。
12:クラフト
原動力の12つ目は「クラフト」です。
モノづくりが原動力に繋がってきます。
- 良いものを作る
- クオリティの高いものを作る
そういった思いが原動力となります。
一方、高い完成度やこだわりを求められないような環境においてはモチベーションを保つことができません。
高い質を求められる環境に身を置くように努める必要があります。
まとめ
本日は、『「いいキャリア」の育て方』から、仕事を頑張るための12の原動力について学びました。
- 原動力は仕事において良い結果を出し、満足度の高いキャリアにつながる
- 仕事を頑張るための12の原動力
- 1 好きなもの:自分が好きなものに関わること
- 2 好奇心:自分の好奇心が満たされるもの、刺激されるもの
- 3 ビジョン:将来のビジョンや存在意義
- 4 責任・役割:責任感や重要な役割を与えられること
- 5 チームワーク:人と協力しながら物事に取り組むこと
- 6 貢献:業務によって生まれる感謝や貢献実感
- 7 達成感:目の前の困難な課題に立ち向かい、挑戦し、達成していくこと
- 8 自律:自分で考え、自分で意思決定し、自分の納得感を持つこと
- 9 報酬:お金や名誉
- 10 成長実感:自分自身の成長を実感すること
- 11 競争・勝負:数字を追いかけるような競争
- 12 クラフト:良いものを作るというモノづくり
以上、タカヒデでした。