キャリア

同じ転職を繰り返さないための考え方とは?『会社辞めたいループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』からの学び

ichiniki

おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。

本日は、同じような転職を繰り返さないための考え方を、佐野創太さんの著書『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』から学びます。

こんな人にオススメ
  • 今の職場の人間関係が嫌だ
  • 転職したいとずっとモヤモヤしている
  • 転職を何度も繰り返している

同じような転職を繰り返してしまうのはなぜ?

本書は、「会社を辞めたい」と思ったときに、内定をとることを目的とするのではなく、転職後の人生がより輝き、転職が人生を好転させるためにどうすべきかが書かれた本です。

転職だけ上手くいく人と転職後も上手くいく人の違いは何でしょうか?

それは「転職活動に本音で挑んでいるかどうか」です。

同じような転職を繰り返さないためには、「なぜ今あなたがもやもやしているか」という本音を認識すること大切です。

  • 転職だけ上手くいく人:会社を辞めることを目的としているため、転職後も「会社を辞めたい」とループに陥る
  • 転職後も上手くいく人:本音で転職活動に挑むため、転職前の不満から逃れることができる

結局、転職・人間関係はガチャと同じで入ってみなければわかりません。

例えば、ホワイト企業と呼ばれている会社でも、あなたと合わない人はいるかもしれません。

転職サイトに書かれていることと会社の実態が違うこともあるかもしれません。

実際に転職してみて、実際に働いてみないことには、転職が上手くいくかどうかはわからないのです。

こうして人間関係が合わないからと転職を繰り返してしまっては「会社を辞めたい」ループから抜け出すことはできません。

本音を理解するための思考法

では、「なぜ今あなたがもやもやしているか」という本音を認識するためにはどうすればよいのでしょうか。

本書では、本音を理解するための思考法を3つのSTEPで紹介しています。

  • STEP1:退職成仏ノート
  • STEP 2:人間関係の仕分けノート
  • STEP 3:明日への手紙

この3STEPです。

この3STEPで本音を整理することにより、「会社の看板を外した後に声をかけてもらえる人間価値」を高めることにつながります。

それが会社辞めたいループから抜け出すために目標にすべきものです。

STEP1:退職成仏ノート

まずはSTEP1:退職成仏ノートです。

ここでは、ネガティブな感情をありのままにノートに書きだして本音を把握します。

実施方法
  1. モヤモヤ・イライラした人の言動、職場での出来事
  2. その中で自分がどう思ったか
  3. どうしてそれにモヤモヤ・イライラしたのかの理由
  4. 過去に同様のシーンがなかったか
  5. ①と④に共通する「私の大切な●●を傷つけている・無視している・ないがしろにしている」に行きつくまで考える

この⑤が「なぜ今あなたがもやもやしているか」本音となります。

本音は、私が大切にしたいこと・意味や価値と感じていることを表しており、この「退職成仏ノート」によって、本音が見えなくなっている状態から、その奥にある本当にやりたいことを見えるようにします。

STEP2:人間関係の仕分けノート

次にSTEP2:人間関係の仕分けノートです。

ここでは、人間関係から本音を「整理」します。

自分が転職して会社を去ったとして、今目の前にいる人とどのような人間関係を築きたいかを考えます。

実施方法
  1. 目の前にいる職場の人の名前、同僚や上司などの関係性を記載
  2. 職場の人を「つながり」「しがらみ」「無関心」に分類
    (つながり…心地よくて力を発揮できる人、しがらみ…その反対・ネガティブ、無関心…なんとも思わない)
  3. 分けた理由やエピソードを記載
  4. 本音ではどういう関係になりたいかを記載
    (一緒に仕事がしたいのか、友達でいてほしいのか、しがらみとして断ち切りたいのか)

このように職場の人を「つながり」「しがらみ」「無関心」に分けることで、人に対する自己理解を深めることができます。

STEP3:明日への手紙

最期にSTEP3:明日への手紙です。

これまでだしてきた本音を職場や面接でも伝わるような言葉に磨きあげます。

実施方法
  • STEP2で行った人間関係のうち、退職後もつながり続けたいと感じた人に意思表示するための手紙を書く
  • 手紙の中に書くべきこととして、
    • 「これから私はどうしていくつもりなのか」という未来予想図
    • 「転職後もあなたと連絡を取り続けたい」というラブコール 等

書いた手紙は、必ずしも相手に渡さないといけないわけではありません。

どんな手紙を書くかより、手紙を書いているときにどんな気持ちになるかに気づくことが大切です。

手紙を最初に読むのは本音の自分であり、「手紙を書いている時の気持ち=本音に気づきなおす」ことができるようになります。

まとめ

本日は、佐野創太さんの著書『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』から、同じような転職を繰り返さないための考え方を学びました。

まとめ
  • 転職を繰り返さないためには、「なぜ今あなたがもやもやしているか」という本音を理解すること大切
  • 本音を理解する方法として、3つのSTEPで実施
    • STEP1:退職成仏ノート
    • STEP 2:人間関係の仕分けノート
    • STEP 3:明日への手紙

以上、タカヒデでした。

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タカヒデ
タカヒデ
キャリアに悩む30代
大手通信企業で働く30代サラリーマン
今の会社で昇格を目指したいのか、転職したいのか、起業したいのか、キャリアに悩み中

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