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キャリアプランの考え方・作り方は?6つのキャリア事例と合わせて紹介

ichiniki

おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。

本日は、将来のキャリアプランに悩んでいる人に…キャリアプランの考え方・作り方を、6つのキャリア事例と合わせて紹介します。

こんな人にオススメ
  • 自身のキャリアプランに悩んでいる
  • 将来自分がどうしていきたいか分からない
  • さまざまなキャリアの事例を聞いてみたい
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自分自身のキャリアプランを作る方法

キャリアプランとは、将来なりたい姿や働き方などの実現に向けた具体的な計画や見通しを描くことです。

漠然と働くのではなく、自分の価値観や理想に基づいた計画を立てることで、迷いのないキャリア選択が可能になります。

キャリアプランを作る過程では、自己理解を深めることが何よりも重要です。

以下の4つのステップに沿って、自分だけのキャリアプランを作っていきましょう。

STEP1:大切にしたい価値観や興味・関心を書き出す

キャリアの土台となるのが、自分の価値観や興味・関心です。

たとえば「人の役に立ちたい」「クリエイティブな仕事がしたい」といった気持ちは、職業選択の方向性を決める上で重要なヒントになります。

仕事とプライベートどちらも含めて、過去に夢中になったことや、心が動いた経験を振り返ってみましょう。

実際に紙に書き出すことで、自分が本当に大切にしたいことが明確になります。

STEP2:自分の強みを書き出す

キャリアを築くうえで、自分の強みを理解することは非常に重要です。

強みとは、他人よりも得意だったり、自然とできてしまうことを指します。

たとえば「人と打ち解けるのが早い」「論理的に物事を整理できる」など、自分では当たり前だと思っていることが、他人にとっては貴重なスキルであることもあります。

ストレングスファインダーなどの自己分析ツールを使ったり、周囲の人にフィードバックを求めたりすることで、自分の強みを客観的に知ることができます。

STEP3:将来なりたい理想の姿を書き出す

将来自分がどんな働き方や生き方をしたいか、理想の姿を具体的に描いてみましょう。

例えば「30代でチームを率いるマネージャーになりたい」「子育てと両立できる柔軟な働き方がしたい」など、できるだけ具体的にイメージすることがポイントです。

理想像が明確になれば、そこに至るまでの道筋も自然と見えてきます。

また、理想の姿は一度きりで固定されるものではなく、ライフステージに応じて変化していくものです。

定期的に見直しを行うことをオススメします。

STEP4:理想の姿を実現するために、取り組むべき行動を書き出す

理想像が明確になったら、そこへ向かうための具体的な行動をリストアップしましょう。

たとえば「資格取得」「英語力の強化」「リーダーシップを学ぶ」など、今すぐ取り組めることから中長期的な目標までを書き出しておくと、行動計画に落とし込みやすくなります。

また、「3ヶ月以内に応用情報技術者試験の資格を取得する」といった具合に行動には期限や優先順位を設定するのがポイントです。

行動を明確にすることで、キャリアプランが「夢」から「現実」へと近づいていきます。

自身のキャリアプランが分からず迷子になったら?

どれだけ計画を立てても、キャリアに迷いが生じることは誰にでもあります。

時代やライフイベントの変化によって、価値観や優先順位が変わるのは良くあることです。

そんなときは、立ち止まって今の状況を見直すことが大切です。

キャリアの迷子状態から抜け出すために有効なアクションを、以下の3つに絞って紹介します。

①:周りの人に相談する

キャリアの悩みは、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してみましょう。

友人や家族、職場の上司・同僚など、客観的な意見をもらうことで、自分では気づかなかった思わぬヒントが得られることがあります。

特に、すでに社会経験のある人からは、実践的なアドバイスやリアルな体験談を聞くことができ、判断材料が増えるでしょう。

自分の中にあるモヤモヤを言葉にするだけで、考えが整理されていくこともあるためオススメです。

②:目の前の仕事に打ち込む

キャリアに迷いを感じると、つい今の仕事を「やりたいことを見つけるまでの仮の仕事」として捉えがちです。

しかし、どんな仕事でも真剣に取り組むことで、自分の強みや価値観が見えてきます。

たとえば、営業職で数字に向き合う中で「分析力がある」と気づいたり、接客で「人に喜ばれることが好き」と再認識することがあるのです。

日々の業務から得られる気づきが、結果的に、次のステップに進むための自信や経験値に繋がります。

③:転職エージェントに相談する

キャリアに迷ったとき、プロの目線からアドバイスをもらえる転職エージェントの活用もおすすめです。

エージェントは多くの求職者の事例を知っており、自分では見えにくい強みや適職を客観的に分析してくれます。

たとえば「未経験でも挑戦できる業種」「自分の性格に合った職場環境」など、自力ではたどり着けない可能性を提案してくれる場合もあります。

転職するかどうかは別として、今後の選択肢を広げるヒントになるためオススメです。

これから転職エージェントに登録するのであれば、↓の記事で転職エージェントのオススメを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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キャリアパターンの6つの実例

ここまで、キャリアプランを作る方法を紹介してきましたが、最後にキャリアの実例を紹介します。

「そんな働き方もあるんだ!」と参考にしてみてください。

例1:今の会社でスペシャリストを目指す

一つの会社に長く勤めることで、専門性を深めていくキャリアパターンです。

スキルの積み重ねと信頼関係が昇進や評価に直結するため、地道な努力が報われやすい点が魅力です。

特定分野のスペシャリストとして社内外で認知される喜びがありますが、同じ環境に長くいることによる変化の少なさは課題となることもあります。

キャリア年表
  • 22歳:IT企業に新卒入社、インフラエンジニアとして配属
  • 27歳:CCNA、LPICなどの資格を取得し、リーダー業務を担当
  • 31歳:大規模プロジェクトの設計担当に抜擢
  • 35歳:社内表彰を受け、スペシャリスト職へ昇格
  • 39歳:特定技術領域の第一人者として社外講演なども担当(予定)
  • 45歳:社内外から頼られる専門職の最高峰として、技術顧問や講師としても活動(予定)

例2:転職して給料アップを目指す

転職を重ねて経験と年収の両方を高める戦略です。

自分の市場価値を理解し、それを活かせる環境に移ることでステップアップすることができます。

ただし、環境適応力や短期間で成果を出す力が求められるため、自己管理能力や柔軟性が重要です。

経済的な成長を実感しやすい分、キャリア戦略が成功すれば大きな満足感を得られます。

キャリア年表
  • 22歳:中堅SIerに新卒入社、Web開発担当
  • 26歳:経験を活かし大手IT企業に転職、年収100万円アップ
  • 30歳:スタートアップに移り、裁量の大きな業務を経験
  • 36歳:マネージャー職として外資系企業へ転職、年収900万円に(予定)
  • 42歳:年収1,200万円以上を実現し、企業の中核を担うディレクター職に就く(予定)

例3:学習のために離職し再就職

スキルアップのために一度キャリアを止め、再スタートを切るパターンです。

短期的には収入が減りますが、将来の可能性を広げる大きな投資となります。

勇気が必要な決断ですが、学び直しの文化が広がる現代では珍しくなく、専門性が評価される分野であれば高いリターンを得ることもできます。

キャリア年表
  • 22歳:中堅企業に新卒入社、営業職として勤務。
  • 25歳:エンジニアに興味を持ち、仕事を続けながら終業後に学び始める
  • 27歳:学業に集中するため退職し、1年間専門スクールへ通学
  • 28歳:エンジニアとして異業種の企業に再就職
  • 33歳:リードエンジニアとして社内AIプロジェクトを主導
  • 36歳:AI分野の研究開発チームを率いる存在として活躍(予定)

例4:出産・育児により休職し復職

ライフイベントに合わせて一時的に休職し、復職後も仕事を継続するパターンです。

制度や職場の理解が不可欠ですが、復職後に家庭と仕事を両立させながら成果を出すことで、周囲からの信頼も厚くなります。

柔軟な働き方や価値観の変化に応じたキャリア形成が可能です。

キャリア年表
  • 22歳:Web制作会社に新卒入社
  • 27歳:チームリーダーに昇進
  • 28歳:第一子出産により産休・育休を取得
  • 30歳:時短勤務で復職、業務改善プロジェクトを担当
  • 37歳:家庭と仕事を両立しながら、マネージャー職に昇進(予定)

例5:介護により休職・離職し復職

介護という突発的な事情により、一度キャリアを止める必要が出るケースです。

時短勤務や在宅勤務を活用するなど、柔軟な環境整備が進めば、再びキャリアを築くことは十分に可能です。

社会課題に寄り添った働き方ができることも特徴です。

キャリア年表
  • 22歳:システム開発会社に新卒入社
  • 26歳:親の介護のため実家に戻り、在宅勤務へ切り替え
  • 28歳:介護に専念するため一時離職
  • 30歳:地元企業に再就職し、時短勤務からスタート
  • 35歳:介護と仕事の両立を実現し、テレワーク推進の旗振り役となる(予定)

例6:起業して自ら事業を起こす人材になる

自らリスクを取って事業を立ち上げる起業型のキャリアです。

自由度が高く、自分の裁量で仕事ができるのが魅力ですが、収入や環境が安定するまでの努力は必須です。

成功すれば大きなやりがいと報酬が得られますが、継続的な学習と改善が求められる厳しさもあります。

キャリア年表
  • 22歳:マーケティング会社に新卒入社
  • 26歳:社内で上位の成績を残し実績を積む
  • 28歳:起業のため退職、フリーランスとして独立
  • 30歳:法人化し、事業拡大
  • 35歳:年商3000万円規模に成長、講演・コンサル業も展開(予定)
  • 40歳:年商1億円規模の企業へと成長させ、複数事業の経営者に(予定)

まとめ

本日は、将来のキャリアプランに悩んでいる人に…キャリアプランの考え方・作り方を、6つのキャリア事例と合わせて紹介しました。

自分自身のキャリアプランを作る方法
  • STEP1:大切にしたい価値観や興味・関心を書き出す
  • STEP2:自分の強みを書き出す
  • STEP3:将来なりたい理想の姿を書き出す
  • STEP4:理想の姿を実現するために、取り組むべき行動を書き出す

キャリアプランは、一度作って終わりではなく、環境や自分の成長に応じてアップデートし続けるものです。

重要なのは、「今の自分にとっての理想」を見失わず、それに向けて小さな行動を積み重ねることです。

今回紹介したステップをもとに、自分らしいキャリアを築いていきましょう。

以上、タカヒデでした。

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ABOUT ME
タカヒデ
タカヒデ
キャリアに悩む30代
大手通信会社で働く34歳サラリーマン
25歳ごろからサラリーマンとしての働き方に不満があり、投資や副業に挑戦
その中で手に入れた知識を同じようにキャリアに悩む人に共有していきます

現在は「将来起業をすること」を目標に仕事の合間を縫って挑戦中
・X:@takahide_san
・ポッドキャスト:キャリアに悩む30代-タカヒデラジオ(Sptify・Apple Podcast・Amazon Musicで配信中 )
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