キャリアを成功させるために自分自身をブランド化しよう『苦しかったときの話をしようか』からの学び
おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。
本日は、『苦しかった時の話をしようか』から、キャリアを成功させるために自分をブランド化する方法について学びます。
- 自分の価値を向上させたい
- 就活・転職を成功させたい
- 今後のキャリアに不安がある
自分自身をブランド化するのはなぜ?
ブランドとは、その記号が人間に想起させる「意味」であり「価値」です。
そのブランドこそが、人の頭の中につくられる「売れる仕組み」の本質となります。
自分自身をブランド化し、ブランドの設計図を考えておくことで、キャリアを成功させる3つの効果をもたらすことができます。
- 1つ目の効果
- プレゼンや面接で緊張することから解放される
…「何を話すか」が明確になり、自分の言葉で一生懸命に伝えるだけでよくなる
- プレゼンや面接で緊張することから解放される
- 2つ目の効果
- 自身のキャリア戦略の最重要指針として機能する
…どんなスキルを開発すべきか、どんな業界でどんな実績を積めばよいかが明確になる
- 自身のキャリア戦略の最重要指針として機能する
- 3つ目の効果
- 自分の名前で勝負できるビジネスパーソンになれる
…自分の評判が、部内から社内、そして業界へ広がっていく
- 自分の名前で勝負できるビジネスパーソンになれる
このような効果を得るためにも自分自身をブランド化する方法を見ていきましょう。
自分自身をブランド化する方法
では、実際に自分自身をブランド化する方法を見ていきましょう。
ブランドは自然にできるものではなく、ブランドを意図的に設計・改造し購買者の頭の中にイメージとして構築していきます。
そのためにもブランドの設計図を作成し、設計図の通りに一貫した行動を心がけていきます。
- 「ブランド・エクイティー・ピラミッド」という三角形の図式を記載
…三角形の図を記載し上中下の3階層に分ける、ピラミッドの上にはスペースを空けておく - ピラミッドの上のスペースに攻略する市場を記載
…自身の目的を達成するためのブランドが参入する活動領域を定める
(マーケティング業界・自動車業界…等 ※社内という現在の土俵から1,2くくり大きな土俵を設定することがポイント) - ピラミッドの最上位階層に「WHO:ターゲット」を記載
…資源を集中的に投下する相手、「戦略ターゲット」「コアターゲット」を記載- 戦略ターゲット:接点を持つ可能性のある人(社内の人・OB/OG…等)
- コアターゲット:直接的に影響を強く与える人(上司・面接官…等)
- ピラミッドの中位階層に「WHAT:ブランドの価値」を記載
…どのような本質的な価値を提供するのかという「便益」、便益を信じさせる根拠となる「RTB(Reason To Believe)」を記載- 便益:困難なビジネスでも伸ばすことができる・問題解決力に抜群の才能を持つ…等
- RTB:抜群の戦略思考力とリーダーシップ・●●の資格を保有
- ピラミッドの最下層に「HOW:便益を提供する手段」を記載
…WHATの便益をWHOのターゲットに届けるための「手段」、擬人化したブランドの性格を定義する「ブランドキャラクター」を記載- 手段:仕事が早く、革新的な思考力で貢献…等
- ブランドキャラクター:粘り強い・責任感が強い・情熱的…等
このようにブランド・エクイティー・ピラミッドを作成し図式化することで、客観視でき、よりブランドをデザインしやすくなります。
ブランド化する際のポイント
設計したブランドをより強固なものにするためのポイントを見ていきます。
ポイント①:価値が十分に強いか
定義されたものの価値そのものが強いことが最も大切です。
相手にとって十分な価値のある便益になっていなければ、先方に自分を買う必然性はありません。
多くの企業が求めるのは、思考力に優れた人、対人能力に優れた人、統率力に優れた人です。
自身の価値がシンプルに強く定義されているか考えましょう。
ポイント②:信じられるか
どれだけ強い便益を言っても、それを相手に信じさせることができなければ価値を評価してもらうことができません。
自分の価値を相手に信じさせるための根拠となるRTBを明確にそろえておきましょう。
リーダーシップを強み、便益として定義したのであれば、それを証明する事実が並んでいる必要があります。
リーダーとして、周囲の人間を統率し、大きな何かを達成した実績をRTBとして明確にしておきましょう。
ポイント③:際立っているか
他の候補者の中に埋もれてしまわないように、差別化する必要があります。
そのためにも、「便益の強さ」「便益を信じさせるRTBのインパクトの大きさ」で際立たせることが効果的です。
注意点として選ばれる確率を下げてしまうような差別化はしてはいけません。
求められていない芸や、人が聞いたら引いてしまうような差別化をすることは避けましょう。
ポイント④:自分の本質と一致しているか
当然ですが、これまで考えてきた自分自身のブランドが、実際の自分とは別人格を設計してはいけません。
反対に、自分自身を控えめに伝えることもすべきではありません。
近未来のなりたい自分をデザインすることがむしろ正しいです。
- RTBなどの事実に嘘はないか?
- 自分の本来の特徴とベクトルが大きくずれていないか?
この2点はチェックしつつ、設計した理想の自分を意識し、努力を重ねることで近づけていきましょう
まとめ
本日は、『苦しかった時の話をしようか』から、キャリアを成功させるために自分をブランド化する方法について学びました。
- 自分をブランド化することで3つの効果が得られる
- プレゼンや面接で緊張から解放
- 自身のキャリア戦略の最重要指針として機能
- 自分の名前で勝負できる
- 自身をブランド化するにはブランド設計図「ブランド・エクイティー・ピラミッド」を作成し、一貫した行動を心がける
- ブランドをより強固なものにするための4つのポイント
- 価値が十分に強いか
- 信じられるか
- 際立っているか
- 自分の本質と一致しているか
以上、タカヒデでした。