キャリアにおいて30代ではじめるべきこと、やめるべきこととは?『30代で必ずはじめること、やめること』からの学び
おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。
本日は、『30代で必ずはじめること、やめること』から、キャリアにおいて30代ではじめるべきこと、やめるべきことについて学びます。
- 30代を迎えこれからのキャリアを考えている
- 思い描いていた30代とは違う生活を送っている
- どんな人生を描けばよいか変わらない
キャリアにおいて30代ではじめるべきこと
最初に、キャリアにおいて30代ではじめるべきことを4つ紹介します。
- 周りの人に頼る
- 部下や後輩の応援をする
- 褒め上手になる
- まず行動する
それでは見ていきます。
周りの人に頼る
はじめることの1つ目は、「周りの人に頼る」ことです。
これまでは業務全体の一部分を任されることが多かったものが、業務全体を任される機会が増え、手ごたえを掴み始めます。
個人として自分の仕事をこなせばよかったものが、組織としての仕事をこなさなければならなくなるのです。
そんな中で、「みんな忙しそう」「一人でやった方が早い」と自分一人ですべての業務をこなそうとしてしまいがちです。
このような状況は組織目線でみると、「一人で仕事を抱え込み業務が停滞している」状態となります。
「一人で頑張る」ことは自己満足で組織にとって良いことはありません。
自分で抱え込むことをやめ、周知の人の力を借りながら組織として対処していくことで対応力は何倍にもなるのです。
目の前の仕事に追われるのではなく、周りの人に頼ることで一段も二段も上の視点から仕事を俯瞰できるようにしましょう。
部下や後輩の応援をする
はじめることの2つ目は、「部下や後輩の応援をする」ことです。
30代になると仕事で相応の実績を積み、部下や後輩を持ちはじめます。
チームの目標達成に向け部下や後輩の協力が必要不可欠ですが、部下や後輩の応援ができないことには、自分が応援されることもありません。
たとえチームの目標を達成したとしても、部下や後輩に仕事を強要していては彼らに満足感はありません。
一方、業績は普通でも、部下や後輩の仕事をサポートし、気軽に相談に乗るなど、気持ちよく働くように振る舞うことができればチーム全体として満足感があります。
まずは先に相手を応援し、公私ともに応援される側になるためにも、少しずつ周囲に目を向けるようにしましょう。
褒め上手になる
はじめることの3つ目は、「褒め上手になる」ことです。
周りを暖かくするような良い雰囲気を持つためには、周囲の人を「承認」する必要があります。
人は誰しも、社会生活を送っていくうえで、周囲から認められたいと感じる「承認欲求」を持っていますが、世の中ではこの「承認」が不足しています。
それは、仕事の場合「ミスなく正確に納期までに終わらせることが当たり前」の世界だからです。
そんな世界だからこそ、周囲の「良い行動」「良い言動」を承認することで、周囲は承認されたことを意識し、その良い行いを繰り返すようになります。
結果として、善い行いは組織に満ち溢れ、社内の雰囲気が良くなります。
周囲の良い仕事をみかけたら、間髪入れずに「いいね!」を伝えるようにしましょう。
まず行動する
はじめることの4つ目は、「まず行動する」ことです。
「やるべきタスクはたくさんあるのに、どうにもやる気にならない」というときはあると思います。
それは、やるべきことの終わりが見えず達成感を感じることができないからです。
「やるべきことがたくさんある」⇒「つまらない」⇒「進まない」⇒「やる気がなくなる」⇒「やるべきことがたくさんある」…といった無限ループに陥ってしまいます。
そうならないための対策として「目標を低く・細かく設定」します。
- まずパソコンを開く
- ワードを立ち上げる
- 1段落だけ書いてみる
といった形です。
さらには行動し始めれば、1段落のつもりが自然と2段落・3段落と進めてしまうことができます。
些細な目標でも達成できたという事実が自分の中に積み上がり、「やる気」へと転化していきます。
やる気は「出るまで待つ」のではなく、「行動によって引き出す」ようにしましょう。
キャリアにおいて30代でやめるべきこと
次に、キャリアにおいて30代でやめるべきことを4つ紹介します。
- できない言い訳
- 周りとの比較
- プライドが高い人
- 八方美人
それでは見ていきます。
できない言い訳
やめることの1つ目は、「できない言い訳」をすることです。
自分のやりたいことを見つけたにもかかわらず、
- お金がないから
- 家族がいるから
- 経験がないから
といった、ありとあらゆる言い訳をしてしまいます。
このような人は、言い訳をすることで「やらないと決断している」ということに気づかなければなりません。
自分の意識と決断で、私たちはどんな選択もできます。
好きなことに日々取り組めるというのは何より幸せで、自分の人生を好転させられるくらい強力なパワーがあります。
興味を持ったものに対して、言い訳をするのではなく、躊躇せずにやってみましょう。
周りとの比較
やめることの2つ目は、「周りとの比較」をすることです。
- 周囲の人と比べて自分はできていない
- 下には下がいるから安心
といった、周囲と比較することで必要以上にやる気をなくしてしまったり、安心して思考停止になってしまったりすることは問題です。
これは、「他人に魂を預けている」状態だからです。
カーネル・サンダース氏が62歳でケンタッキー・フライドチキンのビジネスを開始したように、著名な成功者でも下積み時代が長かった人はたくさんいます。
自分の人生の最終意思決定者は自分です。
他人の物差しではなく、自分自身の人生を、自分なりの時間軸で、焦ることなく生きていくようにしましょう。
プライドが高い人
やめることの3つ目は、「プライドが高い人」でいることです。
失敗が続くと、
- 自分はダメな人間だ
- ダメな自分ではだめだ
と自分を否定してしまい、「評価が下がってしまうのではないか」「誰からも相手にされなくなるのではないか」といった様々なリスクを考え、恐れてしまいます。
このようなプライドが高い状態は、常に気を張らなければならず、ストレスがかかる状態です。
しかし、ダメなところなんて誰にでもあります。
失敗は目立ちますが、同じように当たり前のように行っている成功体験は必ずあります。
「ダメな自分でも良い」と自分で自分を許すことで圧倒的な安心感を手に入れ、「自分を守ること」に使っていたエネルギーを「自分の好きなこと」に使うようにしましょう。
八方美人
やめることの4つ目は、「八方美人」でいることです。
人から嫌われることを恐れ、まんべんなく好かれようと努力することは、余計な時間とエネルギーを無駄にしてしまいます。
- 嫌われないように何でも引き受ける
- 波風が立たない無難な言い回しをする
- 周りの価値観や意見に合わせる
このような人は、その他大勢の1人として埋没してしまいます。
嫌われない努力をするより、好きなように生きて、少数でも熱心なファンを増やす方が楽しいです。
意見や価値観が合わない人は嫌いではなく、単純に「違う意見を持っていた人がいた」だけのことなのです。
誰が自分のことを好いてくれるか、嫌われるかは自分ではコントロールできません。
自分のことを嫌う人のことをあれこれ気に病むのではなく、価値観の違いを受け入れられる大きな器を持つようにしましょう。
まとめ
本日は、『30代で必ずはじめること、やめること』から、キャリアにおいて30代ではじめるべきこと、やめるべきことについて学びました。
- キャリアにおいて30代ではじめるべきこと
- 周りの人に頼る
- 部下や後輩の応援をする
- 褒め上手になる
- まず行動する
- キャリアにおいて30代でやめるべきこと
- できない言い訳
- 周りとの比較
- プライドが高い人
- 八方美人
以上、タカヒデでした。