68事例を紹介!仕事における価値観の見つけ方とメリットとは?

おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。
本日は、自分に合った仕事を見つけるために、仕事における価値観を見つける方法を具体例とともに紹介します。
- 自分のやりたいことが分からない
- このまま生き続けてよいのかモヤモヤしている
- 人生が楽しくない
はじめに
「自分に合った仕事がわからない」
そう感じている人は少なくありません。
その悩みの背景には、「自分が仕事に何を求めているのか=仕事に対する価値観」が明確になっていないことがあります。
この記事では、仕事における価値観とは何か、そしてそれを明確にするメリットや具体的な見つけ方について、事例を交えて紹介します。
自分自身の価値観を整理し、納得のいくキャリア選択をするための第一歩として、ぜひ参考にしてください。
仕事に対する価値観とは?
仕事における価値観とは、「仕事を通じて何を大切にしたいか」という基準のことです。
たとえば、
- 安定した収入
- 社会貢献
- 人とのつながり
- 達成感
など、人によって重視するポイントはさまざまです。
介護師のように「誰かの役に立てることにやりがいを感じる」という価値観を持つ人がいれば、ベンチャー企業のように、「スピード感」「挑戦」「裁量の大きさ」などを重視する人もいます。
価値観は性格や育った環境、これまでの経験によって形成されるため、他人とまったく同じとは限りません。
自分にとって譲れない仕事の軸を見つけることは、今後の働き方を選ぶうえでの土台となるのです。
仕事に対する価値観を明確にすることのメリット
では仕事における価値観を明確にすることで具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは5つのメリットを紹介します
メリット①:仕事に対するモチベーションの向上
価値観が明確になると、「なぜこの仕事をやるのか」がはっきりし、日々の仕事に意味を見いだせるようになります。
たとえば「人に喜ばれることが嬉しい」という価値観を持つ人が接客業に就けば、自然とやりがいを感じるでしょう。
逆に価値観が不明確だと、ただ与えられた業務をこなすだけになり、モチベーションが下がりやすくなります。
目的意識があるだけで、日々の行動や成果への納得度が大きく変わるのです。
メリット②:やりたい仕事を与えられやすくなる
自分の価値観を職場で伝えられるようになると、上司や周囲からも「この人はこういうことにやりがいを感じるのか」と理解され、適した仕事を任されやすくなります。
たとえば「新しいことに挑戦したい」という価値観を持っていることがわかれば、新規プロジェクトにアサインされる可能性が高まるかもしれません。
結果的に、自分にとって満足度の高い仕事が増えるメリットがあります。
メリット③:就職や転職時のミスマッチを減らすことができる
価値観を把握していれば、求人票や面接で企業の方針と自分の思いが一致しているかを見極めやすくなります。
たとえば「ワークライフバランス重視」の人が「長時間労働が前提の企業」に入ると、理想と現実のギャップに苦しむことが想定できます。
反対に、自分の価値観と一致する企業に出会えれば、長く働き続けることができる確率が高くなります。
ミスマッチのリスクを減らすことで、結果キャリアの安定にもつなげることができるのです。
メリット④:他人の価値観にも理解を深められる
自分の価値観を明確にすることで、他人との違いも自然と認識できるようになります。
- なぜこの人はこの仕事に熱心なのか
- どうしてその決断をしたのか
など、相手の行動や発言の背景にある価値観を想像できるようになり、人間関係の摩擦を減らすことができます。
特にチームで働く場面が多い人にとっては、円滑なコミュニケーションの土台にもなることがメリットです。
メリット⑤:将来のキャリア設計に繋がる
価値観は長期的なキャリアビジョンを描くうえでも重要な判断軸になります。
たとえば「家族との時間を最優先したい」という価値観があるなら、在宅勤務が可能な働き方や、地方移住などを検討する際の指針になります。
逆に「スキルを磨いて独立したい」という人は、今の仕事がその目標にどうつながっているのかを再確認できるはずです。
このように価値観は「自分らしいキャリア」を築くために必要不可欠なものとなります。
仕事における価値観を見つける方法
では具体的にどのようにすれば自分の仕事における価値観を見つけることができるのでしょうか。
そのためには、「自己分析」が必要不可欠です。
ここでは意識しておくべき具体的な方法を紹介していきます。
方法①:過去の経験で印象に残っていることを振り返る
自分の価値観を知る第一歩は、これまでの経験を振り返ることです。
たとえば、
- チームで協力して成し遂げたことが嬉しかった
- 一人で任されたプロジェクトを成功させて達成感があった
など、心が動いた瞬間に着目しましょう。
そこには「仲間との連携が好き」「自立して行動するのが得意」など、価値観のヒントが隠されています。
特に、学生時代の部活動やアルバイト、ボランティアなど、義務ではなく自発的に取り組んだ経験には、自分の素直な価値観が表れていることが多いです。
喜びだけでなく、悔しかったことや怒りを感じた体験も振り返ることで、自分にとって「許せないこと=大事にしていること」も見えてくるでしょう。
方法②:尊敬する人の生き方を参考にする
自分が尊敬する人は、どんな働き方や価値観を持っているかを観察することも、自分の価値観を探るヒントになります。
たとえば
- いつも誠実に仕事に取り組んでいる上司
- どんな困難も前向きに乗り越える友人
に憧れているなら、それは自分も「誠実さ」や「チャレンジ精神」を大切にしたいと思っている証拠かもしれません。
また、有名人のインタビューや著書などを読んで「この人の考え方に共感できる」と感じたら、その価値観も参考にすることができます。
ただ漠然と憧れるのではなく、「その人のどこに惹かれるのか」「自分なら同じ場面でどう行動するか」を言語化してみましょう。
そうすることで、自分らしい価値観が少しずつ見えてきます。
方法③:今の世の中に対し不満に思っていることを探す
価値観を見つける方法は、ポジティブな体験だけに限りません。
社会に対する不満や「もっとこうあってほしい」という願望も、あなたの価値観を映し出す重要なヒントです。
たとえば、「長時間労働が当たり前の風潮に違和感を覚える」と感じるなら、「ワークライフバランス」や「効率性」を重視していると言えます。
また、「弱い立場の人が損をする仕組みはおかしい」と思うなら、「公正さ」や「人への思いやり」があなたにとって重要なのかもしれません。
不満や怒りは避けたくなる感情ですが、それが「自分が理想とする状態」とのギャップを浮き彫りにしています。
ネガティブな感情にも耳を傾けることで、自分の価値観により深く迫ることができるのです。
方法④:価値観事例一覧から気になるものを探す
「価値観」という言葉自体が抽象的で、なかなかピンとこない方も多いと思います。
そんなときは、一覧形式になった価値観のリストから、自分が気になるキーワードを選んでみるのが効果的です。
たとえば「安定」「成長」「挑戦」「感謝」「自由」「責任」「創造性」など、直感的に惹かれるものをピックアップします。
その後、「なぜそれが気になるのか?」と自問自答してみることで、自分の価値観が言語化されていきます。
複数の言葉に惹かれる場合は、優先順位をつけたり、組み合わせて考えたりすることで、より具体的に自分の軸が見えてきます。
言葉にすることで、他人にも説明できるようになり、キャリア選択の指針として活用しやすくなるのです。
なお次章で価値観の事例一覧を載せていますのでそちらも参考にしてみてください。
方法⑤:実際に働いている人の価値観を参考にする
社会で実際に働いている人たちが、どんな価値観を持っているのかを知ることも、自分の価値観を考えるヒントになります。
たとえば、企業の採用ページに掲載されている社員インタビューや、転職サイトの体験談、知人や先輩への雑談の中で語られる「働く理由」には、リアルな価値観が詰まっています。
「成果主義の中で実力を発揮したい」「人との信頼関係を大切にしている」など、具体的な言葉やストーリーから、自分と照らし合わせてみましょう。
「この考え方は共感できる」「これは自分とは違う」と感じること自体が、自分の価値観を輪郭づける材料になります。
身近な人の話を聞くことも、自分の感情の動きと向き合う良いきっかけになります。
方法⑥:価値観診断ツールを活用する
「自分の価値観を言語化するのが苦手」「何から始めていいかわからない」という人には、価値観診断ツールの活用がおすすめです。
インターネット上には、選択式の質問に答えるだけで自分の価値観傾向を示してくれる無料ツールがあります。
たとえば厚生労働省が提供する「価値観診断ツール」などが有名です。
診断の内容はあくまで参考情報ですが、自分の内面を客観視する手助けになります。
結果に納得できるかどうかを確かめつつ、「なぜそう思うのか」を深掘りすることで、さらにリアルな価値観に近づくことができます。
具体的な価値観を68事例紹介
では最後に、具体的な価値観の事例を68個紹介します。
この価値観事例一覧を見て、気になるものを見つけてみてください
- 他人をコントロールする
- 自分の意志で決める
- 世の中の役に立つ
- 周囲の人の役に立つ
- 誠実で礼儀正しく接する
- 斬新なアイデアを考える
- 新しいものを作り出す
- 意見を正しく伝える
- 何かを達成・実現する
- 互いに助け合える友人を作る
- 遊びを重視し人生を楽しむ
- 価値ある知識を学ぶ
- 自分の時間をリラックスして楽しむ
- 多くの人に好かれる
- 責任を持って指導する
- 信用があって頼れる人間になる
- 自分の責任を果たす
- スリルに満ちた人生を送る
- 何にも縛られず思うままに生きる
- より良いやり方を常に探す
- 結果に妥協せず取り組む
- 時間やお金にゆとりがある
- 有名になって存在を認められる
- 新しい体験をする
- 魅力な身体になる
- 幸福な家庭を作る
- 親しい人から愛される
- 誰かに愛をあたえる
- 今の時間に集中して生きる
- 安定を求める
- ルールやしきたりに疑問を持つ
- 他人の面倒を見て育てる
- 秩序のある人生を送る
- 理性と論理に従う
- 現実的、実践的にふるまう
- 責任をもって行動する
- リスクを取ってチャンスを手に入れる
- 安心感を得る
- ありのままの自分と他人を受け入れる
- 自己肯定感を持つ
- 誰かに奉仕して生きる
- 必要最低限のミニマムな暮らしをする
- 1人でいられる時間を持つ
- 精神的に成長し成熟する
- いつも一定して穏やかな人生を送る
- 自分と違う存在を導重して受け入れる
- 道徳的に正しい生活を送る
- お金持ちを目指す
- 自分が正しいと思う通りに行動する
- 成長を大切にする
- 健やかで体調よく生きる
- 嘘をつかず正直に生きる
- 考え抜いて決断を行う
- 困難なことを乗り越え成長する
- 簡素ですっきりした生活を送る
- ユーモアにあふれた人生を送る
- 他者に依存しない
- 仕事に一生懸命取り組む
- 少数の人と密接な関係を築く
- 全ての人を公平に扱う
- 美意識を持つ
- 難しい仕事や問題に取り組む
- 変化の大きい生活をする
- ストレスのない人生を送る
- 他者を助ける
- 世界平和のために行動する
- ありのままの自分でいる
- 目的のために力を尽くす
以上です。
あえてカテゴリを分けずにランダムな項目を記載しています。
自分の気になった価値観を見つけてみてください。
まとめ
本日は、転職先・やりたいことを見つける際、仕事における自分の価値観を見つける方法5ステップで紹介しました。
- 方法①:過去の経験で印象に残っていることを振り返る
- 方法②:尊敬する人の生き方を参考にする
- 方法③:今の世の中に対し不満に思っていることを探す
- 方法④:価値観事例一覧から気になるものを探す
- 方法⑤:実際に働いている人の価値観を参考にする
- 方法⑥:価値観診断ツールを活用する
仕事における価値観とは、「自分が働くうえで何を大切にしているか」という指針です。
これを明確にすることで、モチベーションの向上やキャリア設計のヒントなど、数多くのメリットがあります。
価値観に正解はなく、人それぞれ異なります。
だからこそ、自分にとっての「心から納得できる働き方」を見つけるために、まずは自分の価値観を丁寧に掘り下げてみてはいかがでしょうか。
以上、タカヒデでした。