キャリア

やりたいことが見つからなくて将来が不安…その原因と見つけるための具体的な方法とは?

ichiniki

おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。

本日は、やりたいことが見つからなくて将来が不安という方に…その原因とやりたいことを見つけるための具体的な方法を紹介します。

こんな人にオススメ
  • 自分のやりたいことが分からない
  • このまま生き続けてよいのかモヤモヤしている
  • 人生が楽しくない
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はじめに

「自分はこのままでいいのだろうか…」

仕事に対する熱意が湧かない、やりたいことが分からず日々がなんとなく過ぎていく、そんな漠然とした不安を感じている人は少なくありません。

将来の目標が明確な人を見ると焦りを感じたり、「自分には特別なものがない」と思い込んでしまったりすることもあります。

しかし、「やりたいことが見つからない」というのは、これまでの生活の中で心を守るために、無意識のうちに気持ちを抑えたり、常識に合わせて選択肢を狭めてしまったりしている可能性があります。

本記事では、やりたいことが見つからない原因をひも解きながら、それをどう乗り越えていくかを具体的な方法とともにご紹介していきます。

何か特別な才能や大胆な行動が必要なわけではありません。

あなたの「本当の気持ち」を見つけるヒントになれば幸いです。

「やりたいこと」が見つからないその原因とは?

仕事や人生において「やりたいこと」が明確であれば、モチベーション高く日々を過ごすことができます。

しかし、実際には多くの人が将来に対する漠然とした不安を抱えている状況です。

ではどのような人がやりたいことを見つけられないのでしょうか?

まずはその原因を見ていきます。

原因①:生産性やお金を考え諦めてしまう

「これでお金が稼げるのか」「生活していけるのか」という不安から、興味があることを最初から諦めてしまう人は多いです。

特に日本では「安定」や「生産性」を重視する傾向が強いため、非効率に見える夢や情熱を追うことがリスクと捉えられます。

特に家族や子供がいる場合、そのリスクは大きくなります。

しかし、仮に挑戦して失敗したとしても、生活水準を下げることで対応できるのが日本です。

アルバイトや非正規社員でも生活できるということは理解しておきましょう。

原因②:行動する前に考えすぎてしまう

「10年後のビジョンは?」「今後一生働く仕事は?」といった長期的な視点ばかりにとらわれると、やりたいことにセーブがかかってしまいます。

未来が見えない状態で長期的な最終ゴールを決めても、その通りになることはほとんどありません。

目標が決まらないからスタートできないことはもったいないことです。

実際にやってみることでしか、自分に合うかどうかは分からないのです。

もちろん目標を決めることは大切ですが、そればかり考えてしまい、機会を逃すことが無いように注意しましょう。

原因③:自分のやりたいことではなく誰かの真似をしてしまう

友人やインフルエンサーの言葉に影響され、始めたものの続かなかったという経験はありませんか?

誰かの真似をしてみたものの、自分のやりたいことではないということは多くあります。

これは「誰かの価値観」をそのまま借りているだけで、「自分のやりたいこと」ではないために起こります。

他人と比較することが悪いわけではありませんが、他人の道をなぞっても満足感は得られにくいのです。

本当の「やりたいこと」は、自分の経験や感情の中にしかありません。

まずは自分の心が動いた瞬間を大切にするようにしましょう。

原因④:やりたいことはあるがやり方が分からない

やりたいことがあっても、実現の方法が分からずに手を止めてしまうことがあります。

「どう始めたらいいか分からない」「どんな勉強が必要か分からない」といった情報不足が壁になるのです。

今は検索すれば多くの体験談や具体的なノウハウが得られます。

たとえば「デザインがやりたい」なら、独学者向けの教材やYouTubeの講座からスタートできます。

最初は完璧でなくても構いません。

情報収集と同時に一歩踏み出すことで、やりたいことに挑戦するようにしましょう。

原因⑤:やりたいことを後回しにしてしまう

「時間ができたらやろう」「仕事が落ち着いたら始めよう」と後回しにすることで、やりたいことが見えなくなることもあります。

日々の忙しさに埋もれ、気がつけば数年が経過してしまう…そんなケースは多くの人に共通しています。

やりたいことは「今この瞬間から少しずつ始める」ことで、現実に変わっていきます。

理想的な時間はいつまで経ってもおとずれません。

1日5分でもやりたいことに向き合う時間を作ることで、徐々に関心が深まり行動も変わっていきます。

原因⑥:他人の評価を気にしてしまう

「周囲からどう思われるか」「失敗して笑われたらどうしよう」という不安は、やりたいことを見つける大きな妨げになります。

とくにSNSが普及した現代では、評価を意識せざるを得ない環境にあります。

しかし、やりたいことは他人のためにあるのではなく、自分の人生を豊かにするためのものです。

他人の目よりも「自分の納得感」を優先して考えることを意識しましょう。

最初は誰にも言わず、自分の中だけでこっそり始めてみるのも一つの方法です。

原因⑦:現状に満足しあえて行動しない

「別に困っていないし、今のままで十分」という気持ちから、やりたいことを探す必要性を感じられない場合もあります。

一見穏やかに見えるこの状態も、数年後に「やっぱり何か物足りない」と後悔する可能性があります。

人は変化を恐れる生き物ですが、挑戦や目標があるからこそ充実感を得るものです。

現状に満足している今だからこそ、新しいことに少しだけ挑戦する余力があるともいえます。

将来の自分のために、小さな種まきを始めましょう。

原因⑧:物事への興味関心が薄れている

「過去には情熱を持っていたのに、最近は何にも興味が湧かない…」そんな感覚に陥る方もいるかと思います。

原因としては、過労や情報過多、精神的な疲労などが挙げられます。

特に忙しい子育て世代では少なくありません。

まずは心身を整えることが第一です。

意図的に何もしない時間を設けたり、スマホを手放す時間を増やしたりして、思考と感情を整理しましょう。

すると徐々に「本当はこうしたかった」という気持ちが浮かび上がってくるはずです。

感情の動きを大切にすることで、再び興味が芽生えます。

原因⑨:他人の気持ちを優先し自分の意思がない

優しさゆえに、常に周囲に合わせて行動してしまう人も「自分のやりたいことが分からない」と感じやすい傾向にあります。

「本当は違う選択をしたかったのに…」という思いを飲み込むクセがついていると、自分の感情や願望に鈍感になります。

まずは「今、自分はどうしたいのか?」と自問する習慣をつけてみましょう。

周囲に配慮しながらも、自分の声にも耳を傾けることが必要です。

意見を持ち、選択肢を自分で決めることが、やりたいことの発見につながります。

原因⑩:完璧主義で失敗したくない

「やるなら成功しなければ意味がない」という完璧主義の人は、挑戦する前からブレーキをかけてしまいます。

結果的に何も始められず、「やりたいことが分からない」と悩むループに入ってしまうのです。

しかし、やりたいことは試行錯誤の中で見えてくるものであり、最初からうまくいかなくて当然です。

むしろ「失敗からしか得られない学びがある」と考えることで、行動のハードルはぐっと下がります。

小さな失敗を受け入れながら、自分らしい軌道修正を繰り返していきましょう。

やりたいことを見つけるための具体的な方法とは?

ここかで多くのやりたいことが見つからない原因を見てきました。

やりたいことが見つからないとき、焦る気持ちばかりが先行してしまいがちです。

しかし、それはまだ気づいていないだけの状態かもしれません。

大切なのは、探し方の視点を変え、少しずつ自分の内面に向き合うことです。

ここでは、自分の「やりたいこと」を見つけるために役立つ、具体的なアプローチを紹介します。

少しでも気になったものから、ぜひ実践してみてください。

見つけ方①:自分のやりたいことに正直になる

やりたいことを見つけるためには、まず「自分の本音に正直になる」ことが欠かせません。

多くの場合、他人の期待や社会的な正しさを優先するあまり、自分の気持ちにブレーキをかけてしまっています。

たとえば「こんな夢、子供っぽいかも」と感じてしまうかもしれませんが、それこそが本音のやりたいことです。

「ワクワクする」「気になって仕方ない」「ずっと続けていたい」そんな感情を否定せず、素直に受け止めることが第一歩になります。

本心に耳を傾けることで、見えてくるものが必ずあります。

見つけ方②:今、目の前のやってみたいことから始めてみる

「将来やりたいこと」を探そうとすると構えてしまいがちですが、大切なのは「今この瞬間の関心」に注目することです。

たとえば「最近料理に興味が出てきた」「登山を始めてみたい」といった小さな好奇心も、れっきとしたスタート地点です。

目の前の「やってみたい」を一度やってみることで、向き不向きや継続性が見えてきます。

たとえ途中でやめたとしても、それも貴重な経験です。

やりたいことは頭の中で考えても見つかりません。

動くことでしか出会えないのです。

見つけ方③:少しずつやりたくないことを減らしていく

やりたいことが見つからないときは、「やりたくないこと」を明確にすることが効果的です。

すべてのことに「Yes」を言い続けていると、本当に大切なことが埋もれてしまいます。

まずは日常生活や仕事の中で「これはやりたくない」「疲れる」と感じるものを一つひとつ見直していきましょう。

たとえば、無理な人間関係や苦手な作業を減らすことで、心に余裕が生まれ、本当にやってみたいことへの関心やエネルギーが戻ってきます。

「やりたくないこと」からやりたいことにたどり着くはずです。

見つけ方④:世の中の知らないことを知ってみる

やりたいことが見つからないのは、ただ単に「選択肢を知らないだけ」という場合もあります。

たとえば、職業の種類や働き方、趣味の世界などは、想像以上に多様です。

新しい世界に触れることは、選択肢を広げる絶好のチャンスになります。

本を読む、YouTubeで新しい分野を調べる、体験イベントに参加するなど、自分の枠の外にあるものに意識的に触れてみましょう。

これまで無関心だったことに、突然興味が湧く瞬間があるかもしれません。

未知の世界に触れることで、自分の中の好奇心が目覚めていきます。

見つけ方⑤:「好きなこと」×「大事なこと」×「得意なこと」の掛け算で見つける

「やりたいこと」は、単なる好きなことだけでは続きません。

そこに「大事にしたい価値観」や「得意な能力」が組み合わさることで、より本質的で長続きする方向性が見えてきます。

たとえば、「料理が好き」+「人に喜んでもらうこと」+「分析能力」から、フードコーディネーターや料理研究家などが候補になります。

このように、「好きなこと」×「大事なこと」×「得意なこと」の3つを掛け合わせて自己分析してみましょう。

ノートに書き出して見える化すると、自分だけの本当にやりたいことが浮かび上がってきます。

まとめ

本日は、やりたいことが見つからなくて将来が不安という方に…その原因とやりたいことを見つけるための具体的な方法を紹介しました。

やりたいことを見つけるための具体的な方法とは?
  • 見つけ方①:自分のやりたいことに正直になる
  • 見つけ方②:今、目の前のやってみたいことから始めてみる
  • 見つけ方③:少しずつやりたくないことを減らしていく
  • 見つけ方④:世の中の知らないことを知ってみる
  • 見つけ方⑤:「好きなこと」×「大事なこと」×「得意なこと」の掛け算で見つける

やりたいことが見つからないのは、自分がダメだからでも、努力が足りないからでもありません。

むしろ多くの人が同じように悩み、立ち止まっているのが現実です。

重要なのは、その原因を自分なりに理解し、焦らず一つずつ向き合っていくことです。

やってみたいと思ったことに手を出してみる、やりたくないことを少しずつ手放す、新しい世界を知るなど、日々の中でできるアクションはたくさんあります。

未来に対する不安は、「これから何でも選べる」という可能性の裏返しです。

今日からその第一歩を踏み出してみましょう。

以上、タカヒデでした。

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ABOUT ME
タカヒデ
タカヒデ
キャリアに悩む30代
大手通信会社で働く34歳サラリーマン
25歳ごろからサラリーマンとしての働き方に不満があり、投資や副業に挑戦
その中で手に入れた知識を同じようにキャリアに悩む人に共有していきます

現在は「将来起業をすること」を目標に仕事の合間を縫って挑戦中
・X:@takahide_san
・ポッドキャスト:キャリアに悩む30代-タカヒデラジオ(Sptify・Apple Podcast・Amazon Musicで配信中 )
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