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これから面接を迎える方に!転職面接の流れと抑えておくべきマナーを紹介

ichiniki

おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。

本日は、これから面接を迎える方に、転職面接の流れと抑えておくべきマナーを紹介します。

こんな人にオススメ
  • 転職面接が目前に控えている
  • 面接の流れを把握しておきたい
  • 抑えておくべきマナーやポイントを知りたい
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はじめに

転職活動において「面接」は避けて通れない重要なステップです。

いかに優れた経歴を持っていても、面接での対応次第で採否が決まることは珍しくありません。

特に、第一印象や受け答えのマナーが採用担当者に与える影響は大きく、内容よりも態度が評価されるケースもあります。

本記事では、転職面接の主な形式や当日の流れを踏まえながら、抑えておくべきマナーについて解説します。

事前に流れを把握し、適切な準備をすることで、自信を持って面接に臨めるようにしましょう。

主な面接形式と注意すべきポイント

面接には複数の形式が存在し、それぞれで求められる対応やマナーが異なります。

代表的な形式には「個人面接」「集団面接」「オンライン面接」があり、企業や業種、選考段階によって使い分けられます。

以下でそれぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。

①:個人面接

個人面接は応募者1人に対し、面接官1人または複数人が対応する最も一般的な形式です。

この形式では、応募者の人柄や職務能力、志望動機について深堀りされることが多く、自己分析が不十分だと説得力に欠けてしまいます。

注意すべき点は「一貫性」と「具体性」です。

職務経歴書と面接の内容が食い違うと、信頼性を損なう原因になります。

面接官の質問に丁寧に答えつつ、自分の強みを適切にアピールしましょう。

②:集団面接

集団面接では、複数の応募者が同時に面接を受ける形式で、企業側が効率的に比較評価を行うために用いられます。

この形式では自身の発言の内容に加えて、他の応募者の発言を聞く姿勢も評価対象になります。

他者の発言を遮らず、うなずきながら聞く姿勢で好印象を与えましょう。

③:オンライン面接

オンライン面接は、ZoomやTeamsなどのツールを用いて行われ、距離や時間の制約を受けにくい面接です。

一方で、通信環境や画面越しのマナーに注意する必要があります。

例えば、背景が雑然としている、あるいは逆光で顔が見えないといった状況は、面接への準備不足と捉えられる可能性もあります。

面接前には通信状況を確認し、カメラ位置を目線と同じ高さに調整しましょう。

オンラインでも対面同様、丁寧な受け答えと相手やカメラを見て話すことが大切です。

面接当日の流れと抑えておくべきマナー

面接当日は、入室から退室までのすべての行動が評価対象となります。

形式や内容の違いはあれど、基本的な流れとマナーを理解し、落ち着いて対応することが求められます。

ここでは一般的な個人面接を想定し、各ステップごとに抑えるべきポイントを解説します。

①:入室

入室時は第一印象を左右する重要な場面です。

ノックは「3回」がマナーとされ、返事があってからドアを開けましょう。

「失礼いたします」と言って会釈し、静かにドアを閉めます。

その後、イスの横に立って再度「○○と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶し、着席を促されてから座ります。

身だしなみや姿勢にも注意が必要で、落ち着いた所作が信頼感を与えます。

例えば、ドアをバタンと閉めてしまう、あるいは勝手にイスに座るといった行動はマイナス評価につながるため注意しましょう。

②:自己紹介

自己紹介では「名前」「これまでの職務経験」「強み」などを簡潔に述べます。

例えば「○○と申します。前職では営業職として5年間勤務し、チームリーダーとして成果を上げてまいりました」といった具合です。

自己PRとは異なり、自己紹介はあくまで面接の導入部分ですので、長くなりすぎず要点を押さえることがポイントです。

事前に30秒~1分程度の内容を準備しておくことがオススメです。

③:採用担当者から募集内容の説明

この時間は、企業がポジションの役割や業務内容、勤務条件などを説明する場です。

応募者はただ聞くだけでなく、理解を示す姿勢が求められます。

たとえば、説明を受けながら適宜うなずくことで、意欲と理解力が伝わります。

また、「想定業務の内容に関して1点確認してもよろしいでしょうか」などの質問を挟むことで、より主体的な印象を与えることができます。

ただし、説明中に話を遮るのはマナー違反ですので注意しましょう。

④:採用担当者からの質問

ここでは、志望動機やこれまでの経験、転職理由などが問われます。

質問には「正直かつ前向き」に答えることが大切です。

たとえば、前職を辞めた理由が「人間関係」だとしても、それをストレートに伝えるのではなく「より成長できる環境を求めて」と前向きな表現に置き換えましょう。

また、質問に対して的確かつ簡潔に答えることで、思考力やコミュニケーション力も評価されます。

具体的なエピソードや数字を交えると説得力が増します。

⑤:採用担当者からの条件確認

内定に近づく段階では、勤務開始日や希望年収など具体的な条件確認が行われることがあります。

希望条件がある場合は、理由を示して伝えると納得感を持ってもらいやすくなります。

ある程度柔軟に対応できる姿勢は見せつつ、希望している条件についてははっきりと伝えるようにしましょう。

⑥:応募者からの質問

面接の終盤には、応募者が企業に質問できる時間が設けられるのが一般的です。

ここでは「企業への関心度」や「主体性」が試されます。

例えば、「御社では新しい取り組みにどういった評価制度があるのでしょうか?」など、事業内容や働き方に関する具体的な質問をすると好印象です。

逆に、会社概要、所在地などの調べればわかる情報を質問すると準備不足と思われかねません。

事前に3つ程度の質問を準備しておくと安心できます。

⑦:退室

面接終了後の退室時も、マナーが問われる重要な場面です。

まず立ち上がったら椅子の横で「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と感謝を述べて一礼しましょう。

その後、ドアの前でもう一度振り返って「失礼いたします」と一礼してから、静かに退室します。

ドアを開けたあとは、面接官に背を向けるのではなく、軽く斜めに体を向けるよう意識すると丁寧な印象を与えます。

たとえ面接がうまくいかなかったと感じても、最後まで誠実な姿勢を見せることが、結果に良い影響を与えることもあるため、最後まで気を抜かないようにしましょう。

その他に抑えておくべき面接のマナー

マナー1:遅刻しない・早く到着しすぎない

時間厳守は社会人の基本です。

面接に遅刻するのはもちろんNGですが、あまりにも早く到着しすぎるのも相手に迷惑をかける場合があります。

理想的なのは、約束の時間の5〜10分前に到着することです。

万一、交通トラブルなどで遅れそうな場合は、分かった時点で早めに連絡を入れましょう。

時間にルーズな印象は信頼を損なうため、特に注意が必要です。

マナー2:ハキハキと挨拶する

第一印象を大きく左右するのが「挨拶」です。

無言で入室したり、声が小さすぎたりすると、自信がないように見えてしまいます。

「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と、明るくハキハキとした声で伝えることで、好感度が一気に高まります。

面接官への挨拶はもちろん、受付の方への挨拶も忘れないようにしましょう。

選考通過に近づける面接のコツ

最期に、選考通過に近づけるための面接のコツを紹介します。

コツ1:相手の話をさえぎらない

面接中は「話す力」だけでなく「聞く姿勢」も見られています。

採用担当者の話を最後まで聞かずに話し出すのは、悪い印章を与えてしまいます。

質問が終わる前に答えようとするのではなく、最後まで聞いてからワンテンポ置いて答えるようにすると、丁寧で落ち着いた印象を与えます。

うなずきや相づちも効果的ですが、相手の話の腰を折らないことを常に意識しましょう。

コツ2:だらだらと話過ぎず会話を意識する

長々と話しすぎると、聞き手は集中力を失い、伝えたいこともぼやけてしまいます。

特に面接では「要点を簡潔に伝える力」が問われます。

1つの質問に対して1〜2分以内に収める意識を持ちましょう。

さら例には、PREP法を用いて「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(再結論)」の順で構成することで、相手に分かりやすく伝えることができます。

たとえば「前職では営業職として5年勤務し、売上目標を常に達成してきました」と結論から述べ、その後に補足説明を加えるイメージです。

また、相手の反応を見ながら話すことで、対話のキャッチボールが成立し、会話のリズムも良くなります。

コツ3:聞かれた質問に答える

面接でよくある失敗が、「聞かれていないことまで話してしまう」ことです。

たとえば「前職での業務内容を教えてください」と聞かれているのに、「転職理由」や「志望動機」まで話し出すと、要点がずれ、評価が下がる原因になります。

質問にはストレートに答えた上で、必要があれば一言加える程度に留めましょう。

これは「話を聞いて理解する力」の証明にもなります。

準備した内容を無理に詰め込むのではなく、その場での会話を大切にしましょう。

コツ4:定型文ではなくて自分の言葉・自分のエピソードで語る

インターネットに載っているような定型文だけでは、他の応募者との差別化ができません。

たとえば「御社の理念に共感しました」ではなく、「大学時代の研究で○○を学び、それが御社の○○という理念に重なると感じました」など、個人的な体験を交えて話すと説得力が増します。

多少言い回しが稚拙でも、自分の言葉で語ることが信頼感と誠実さにつながります。

実際の経験に基づくエピソードを伝えましょう。

コツ5:ミスをしても良いと気持ちを割り切る

面接中に言い間違えたり、答えに詰まったりするのは誰にでもあることです。

完璧を求めすぎると逆に緊張が高まり、本来の力を出せなくなります。

大切なのは「ミスをしても良いと割り切ること」です。

ミスをしても誠実に対応すれば、マイナス評価にはなりません。

失敗を恐れるより、自分らしく伝えることを意識しましょう。

コツ6:想定される質問は面倒くさがらず事前に準備する

面接では「志望動機」「自己PR」「転職理由」よくある質問がいくつか存在します。

これらに対して自信を持って答えられるよう、事前に内容を整理し、練習しておくことが重要です。

準備せずに本番を迎えると、焦って話が長くなったり、言いたいことが伝わらなかったりします。

たとえば想定質問に対して箇条書きで要点をまとめ、友人や家族に聞いてもらうのも効果的です。

面倒でも、このひと手間が結果を大きく左右します。

面接でよく聞かれる質問集については↓の記事でも紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

あわせて読みたい
転職面接でよく聞かれる質問集97選!回答時に抑えておくべきポイントを紹介
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まとめ

本日は、これから面接を迎える方に、転職面接の流れと抑えておくべきマナーを紹介しました。

転職面接は、自分を売り込む大切な機会であると同時に、企業との相互理解を深める場でもあります。

形式や流れを把握し、それぞれの場面に応じたマナーを身につけておくことが成功への鍵です。

この記事で紹介したポイントを踏まえて、しっかり準備を行い、自信を持って面接に臨んでください。

以上、タカヒデでした。

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ABOUT ME
タカヒデ
タカヒデ
キャリアに悩む30代
大手通信会社で働く34歳サラリーマン
25歳ごろからサラリーマンとしての働き方に不満があり、投資や副業に挑戦
その中で手に入れた知識を同じようにキャリアに悩む人に共有していきます

現在は「将来起業をすること」を目標に仕事の合間を縫って挑戦中
・X:@takahide_san
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