変化に素早く対応するために。『迷路の外には何がある?』から学ぶこと
おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。
本日は、変化に素早く対応するためにどうすべきかについて、『迷路の外には何がある?』から学びます。
- 環境を変えることが苦手
- ずっと同じ職場、同じ部署で働き続けている
- 変化に対応するためにどうすべきか分からない
『迷路の外には何がある?』の物語とは
本書は『チーズはどこへ消えた?』の続きの物語です。
『チーズはどこへ消えた?』では、変化に対応することの大切さについて伝えていましたが、『迷路の外には何がある?』では、どうすれば変化に素早く対応し、もっと幸せになることができるのか、を伝えています。
なお、『チーズはどこへ消えた?』の物語を知らない人はこちらの記事で解説しているので確認してみてください。
では『迷路の外には何がある?』の物語に入ります。
この物語では、唯一、新しいチーズを見つけられなかった、ヘムのその後を見ていきます。
ヘムは、ホーがいなくなった後も、いつかチーズが現れるのではないかと信じ、その場に留まります。
しかし、チーズは現れず、ホーも帰ってこず、ヘムはようやく、チーズを探しに迷路に出なければならないと覚悟します。
迷路は暗く、危険な場所です。
迷路に出たものの、当然簡単にチーズは見つからず、自分だけが取り残された状況にどんどん弱っていきます。
それでも、新しく出会った小人、ホープと共に、チーズを食べるための重い荷物を持ち、危険な暗がりや袋小路は避けて探し続けます。
しかし、一向にチーズは見つかりません。
ここでホープが提案します。
- 方針を変える必要があるのではないか?
- 新しい考え方を試してみるべきではないか?
ヘムは考え、古い信念を捨て、考えを変えることにします。
以前のやり方ではうまくいかないことを理解し、別のモノの見方をするのです。
「迷路の中でチーズを探すのではなく、迷路の外には何があるのか?」
ヘムとホープはそもそも迷路の外の世界があるのかどうかも知りません。
しかし、迷路の外を見つけるために行動します。
重く古い荷物を捨て、今まで避けていた暗がりを探します。
するとようやく、細い通路の行き止まりの奥に隙間を見つけました。
2人は隙間に這いこみ、先へ進むとやがて光が見えてきました。
そしてついに迷路の外の世界に出ることができました。
そこにはリンゴもチーズもあり、ホー・スニッフ・スカリーと再会することもできました。
そして他のおいしいものを探しに出かけます。
これが「迷路の外には何がある?」の物語です
変化に素早く対応するためにどうすべきか?
本書は、どうすれば変化に素早く対応し、もっと幸せになることができるのか、を伝えたものでした。
- 自分の信念に気づく
…自分が「真実」だと信じる考えに気づくこと - 自分が考えたことすべてを信じない
…「真実」自分の中のモノの見方にすぎないこともある - 役に立たないことは捨て去る
…古い荷物は捨てる - 迷路の外に目を向ける
…不可能なことも検討してみる - 新しい信念を得る
…考え方を変えても自分は自分である - 信じることに限界はない
…自分が思うより多くのことを経験し楽しむことができる
このようなことを意識することで、変化に素早く対応し、もっと幸せになることができるはずです。
まとめ
本日は、変化に素早く対応するためにどうすべきかについて、『迷路の外には何がある?』から学びました。
- 目の前のモノがすべてではない
- 役に立たない古い荷物を捨て去る
- 今まで考えてこなかった不可能なことも検討する
- 新しい信念をもって取り組む
以上、タカヒデでした。