キャリア

キャリアにおいて正しい意思決定をするために『「いいキャリア」の育て方』からの学び

ichiniki

おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。

本日は、『「いいキャリア」の育て方』から、キャリアにおいて正しい意思決定をするためのポイントについて学びます。

こんな人にオススメ
  • 意思決定先を決められず悩んでいる
  • 進学、就職、転職のタイミングを迎えている
  • 日頃から意思決定が苦手

人生は意思決定の連続

人生は意思決定の連続です。

  • 進学、就職、転職
  • 結婚
  • 住まい

仮に意思決定の判断を間違ってしまったとしても、やり直す手段はあります。

しかし、間違った判断が人生に与える影響は少なくありません。

意思決定の中でも、仕事選びは重要な意思決定になるからこそ、外したくないという人も多いかと思います。

人生をより良いものにするためにも、ここでは、正しい意思決定をするためのポイントを見ていきます。

正しい意思決定をするための5つの要素

正しい意思決定をするためには、5つの要素があります。

正しい意思決定をするための5つの要素
  1. 選択肢
  2. 選択基準
  3. 判断力
  4. 決断力
  5. その後のスタンス

ではそれぞれの要素を見ていきます。

選択肢

1つ目の要素は「選択肢」です。

良い選択ができる可能性を高めるために、選択肢を増やす必要があります。

やみくもに選択肢を増やしすぎても意味はありませんが、あまりにも少ない状態だと、自分にとって良い選択肢を得ることができません。

  • この仕事も面白そう
  • こういう働き方もあるのか

と思えるように、「自分の価値観=選択肢となるゾーン」を拡大していくことが大切です。

「どのような選択肢があるのか調べること」に加え「自身を成長させて内定を得られる努力」をする意識を持ちましょう。

選択基準

2つ目の要素は「選択基準」です。

多くの選択肢の中から、どのような基準で選択すべきか、その基準を定めます。

  • やりがい
  • 給料
  • ワークライフバランス

このようなたくさんの要素の中から、どの要素をどのくらいの割合で重視するのかを定めましょう。

「選択肢が多すぎると選ぶことができない」という声は多くあります。

しかし、この選択基準が明確であれば、選択肢の多さはそのままプラスの要素となります。

注意すべき点として、世間体や他人の評価でなく、「自分の主観・価値観・欲」を重視して考えましょう。

周知の価値観ではなく、自分は何に喜び、何を大切にするのか、心の声を大切にしてください。

判断力

3つ目の要素は「判断力」です。

豊富な「選択肢」、明確な「選択基準」から正しい「判断力」を持ちます。

判断を誤らないためのポイントは2つです。

ポイント①:情報が不足していないか

情報が不足していると、イメージと判断の結果にギャップが生じ、想定していない結果を生んでしまいます。

断片的な情報や、信頼性の低い情報しか持っていない場合に起こりがちです。

求人サイトやホームページの情報のみならず、実際に働いている人の情報を得ることが大切です。

ポイント②:認知バイアスにとらわれていないか

「思考の誤りや思い込みなどの認知バイアス」により、誤った判断をしてしまうことがあります。

認知バイアスの例
  • サンクコスト
    …これまでにかけたコストを回収しようとし、勉強に時間をかけたプログラミング以外のキャリアの選択肢を選ぶことができない
  • 損失回避性
    …損失を過剰に回避しようとし、価値のある経験をするために年収を下げる転職ができない
  • チェリーピッキング
    …見たいものだけを見てしまい、都合の良い情報だけを見て自分を納得させてしまう
  • バンドワゴン効果
    …人気の業種が自分にとっても良いものだと判断してしまう

このような認知バイアスを知っておくことで、判断する際に、再度フラットな目線で見つめ直すことが大切です。

決断力

4つ目の要素は「決断力」です。

判断したものに対し、覚悟を決めます。

何かを選択するということは、何かを捨てるということです。

一般的に、「未知のもの」「捨てること」に対しては、恐れや抵抗がでてしまいます。

そのような場合にも、選択が正しいと信じ、覚悟を決めるようにしましょう。

その後のスタンス

5つ目の要素は「その後のスタンス」です。

意思決定はその瞬間がゴールではなく、スタート地点に立った状態です。

自分が決めたことを正しい結果にするためのプロセスが始まります。

キャリアは事前に正解が分かるわけではなく、選んだ意思決定を正解にしていく努力が必要です。

注意点として、選択に縛られすぎないバランスも必要です。

選択に対し努力をしつつも、都度状況を見直し、調整していくことも忘れてはいけません。

自分の選択を正当化したくて意気地になっていないか見つめ直すことも大切です。

意思決定の後、どういったスタンスで取り組むのか、しっかり考えるようにしましょう。

まとめ

本日は、『「いいキャリア」の育て方』から、キャリアにおいて正しい意思決定をするためのポイントについて学びました。

まとめ
  • 人生は意思決定の連続
  • 正しい意思決定をするための5つの要素
    • 選択肢
      良い選択ができる可能性を高めるために、選択肢を増やす
    • 選択基準
      多くの選択肢の中から、どのような基準で選択すべきか、その基準を定める
    • 判断力
      判断を誤らないために「情報が不足していないか」「認知バイアスにとらわれていないか」に注意する
    • 決断力
      判断したものに対し、覚悟を決める
    • その後のスタンス
      選んだ意思決定を正解にしていく努力をする

以上、タカヒデでした。

ABOUT ME
タカヒデ
タカヒデ
キャリアに悩む30代
大手通信企業で働く30代サラリーマン
今の会社で昇格を目指したいのか、転職したいのか、起業したいのか、キャリアに悩み中

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