転職者に必要な求められるスキルとは?企業が求める人材を紹介

おはようございます。キャリアに悩む30代タカヒデです。
本日は、これから転職を始める、面接を目前にしているという人に…転職者に必要な求められるスキルや、企業が求める人材を紹介します。
- これから転職活動を始める
- 自分の市場価値を知りたい・高めたい
- 転職面接を目前にしていて自身のスキルを棚卸ししたい
統計データから見る、企業が転職者に求める人物像
転職市場が活発になる中で、企業が求める人材像は年々変化しています。
単にスキルや経験が豊富であればよいという時代ではなくなり、「どのような姿勢で仕事に取り組むか」、「どのような環境でも成果を上げられるか」といった「人物像」も重視されるようになっています。
ここでは2つの統計データから企業が転職者に求める人物像を見ていきます。
統計データ①:企業が求める人材像アンケート(帝国データバンク)
■企業が求める人材像アンケート(帝国データバンク)

1つ目の統計データは「帝国データバンク」が公開している企業が求める人材像アンケートです。
上位3位に入ってくる項目としては、
- コミュニケーション能力
- 意欲的
- 素直さ
などが入っています。
統計データ②:企業が求める人物像アンケート(doda)
■企業が求める人物像アンケート(doda)

続けて、2つ目の統計データは「doda」が公開している企業が求める人材像アンケートです。
上位3位に入ってくる項目としては、
- 積極性
- 柔軟性
- 外向性
などが入っています。
2つの統計データから読み取れる転職者に求める人物像
では、これら2つの統計データから読み取れる、転職者に求める人物像とは何でしょうか?
大きくは下記の3つのスキルが求められると考えられます。
- 積極性・主体性・意欲的である
- 外向性・協調性・コミュニケーション能力がある
- 柔軟性・変化に対応できる
いずれのスキルも即戦力として業務に従事できる専門的なスキルではなく、どこの会社でも役に立つスキルです。
転職の面接においては、これらのスキルを持っていることを客観的なデータを用いて説明することができれば成功する可能性も大きく上昇するはずです。
企業が求める人物像になるために
では、どのようにすれば企業が求める人物像に近づけるのでしょうか?
統計データから読み取れた3つのスキルについてそれぞれ具体的に見ていきます。
スキル①:積極性・主体性・意欲的である
主体性とは、言われたことをこなすだけでなく、自ら課題を見つけ、改善策を提案・実行できる力を指します。
たとえば、業務効率が悪い部分を見つけて改善案を提示する、プロジェクトの推進役を買って出るなどが具体例です。
企業はこのような行動から、当事者意識を持ち、自発的に動ける人材を高く評価します。
主体性を身につけるには、日常業務でも「なぜこの仕事をするのか」を意識し、周囲との連携を通じて提案や改善を試みる習慣を持つことが効果的です。
スキル②:外向性・協調性・コミュニケーション能力がある
企業は個人プレーよりもチームとして成果を出すことを重視します。
そのため、周囲と円滑に連携できる外向性や協調性、そして的確な意思疎通ができるコミュニケーション力は必須のスキルです。
たとえば、異なる部署との連携や、立場の異なる人と信頼関係を築くことは、業務を円滑に進める上で重要になります。
社内のミーティングでの発言や、フィードバックの受け止め方も評価の対象になります。
普段から相手の立場を尊重し、双方向のやりとりを意識することが、これらのスキル向上につながります。
スキル③:柔軟性・変化に対応できる
ビジネス環境の変化に即応できる柔軟性も重要視されています。
たとえば、業務のデジタル化やリモートワークなど、従来のやり方に固執せず、新しい手法や技術を取り入れられる人材が求められています。
柔軟性のある人は、変化をチャンスと捉え、迅速に適応して成果を出すことができます。
これを身につけるには、業界の最新トレンドを常にキャッチアップし、自分のスキルセットをアップデートし続ける姿勢が必要です。
失敗を恐れずトライ&エラーを繰り返す経験も、柔軟性の向上につながります。
その他に身につけておくべきポータブルスキル
これまでに紹介した3つのスキル以外にも、どの職種・どの業務においても仕事をする上で必要とされる「持ち運び可能なスキル」として「ポータブルスキル」というものがあります。
主には以下の13のスキルです。
- 顧客志向性
- 変化対応力
- 概念的思考力
- 分析的思考力
- 情報指向性
- 将来志向性
- リーダーシップ
- 育成力
- 対人影響力
- 達成志向性
- 信念
- 挑戦力
- セルフマネジメント力
「変化対応力」など、上記で紹介したスキルも含まれています。
これらのスキルを身につけることで、どこの会社でも求められる人材になることができます。
それぞれのスキルの詳細については↓の記事で具体例を交えて紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

まとめ
本日は、これから転職を始める、面接を目前にしているという人に…転職者に必要な求められるスキルや、企業が求める人材を紹介しました。
- 積極性・主体性・意欲的である
- 外向性・協調性・コミュニケーション能力がある
- 柔軟性・変化に対応できる
転職市場では、単なる経験や資格だけでなく、その人の人間性や柔軟性、課題解決力などの「人物像」がより重視される傾向にあります。
この記事で紹介したスキルや考え方は、日々の業務の中で磨き上げていけるものです。
まずは、自分の強みと弱みを客観的に見直し、改善点を一つずつ実行に移すことから始めてみましょう。
企業が本当に求めている人材像に近づくための第一歩として、本記事が参考になれば幸いです。
以上、タカヒデでした。